Go to the main menu Skip to content
観光でみんなが幸せな済州の公企業, JTO
HOME > 済州の話 > 衣.食.住

衣.食.住

Food, Lodging and Clothing

島という地理的特性と格別の自然環境により済州島の衣食住文化は特別である。 済州島の自然と独特の生活文化が宿っている伝統生活の家、各種の生活道具と食べ物、 そして伝統衣服に至るまで、済州民の色合いがそっくりそのまま盛り込まれている。

  • 食.
  • Black Pork

    黒豚

    済州島に初めて旅行に来る人々は数 多くの肉料理屋の中で一体どこに行 ったら美味しい黒豚を食べることが できるのかと右往左往するに違いない。 旅行ガイドブックに推薦されている店 に行こうとすると、何か騙されるような 気もするし、全然知らない所を冒険しようと すると味がどうなのか今一つ自信が持てない。こ ういう場合に一つ明快な答えを出すとすれば、 即ち「何処でも」訪ねて行 ってみたらよいということだ。 これは済州の黒豚料理の店はどの店も美味 しいからこそ言えること。 黒豚焼きはカタクチイワシで作った塩辛の「メ ルチョッ」に漬けて食べると、味がさらに良くなる。 肉の油っこさが抑えられ、口当たりがよくなるからだ。
  • Pheasant Cuisine

    雉(きじ)料理

    済州は雉が多く、雉料理の種類が多様。最高の味を誇るのが秋の 雉だが、刺身やジャーキー(薄い乾肉)にして食べたりする。 雉の胸肉を薄く切ってシャブシャブのように食べる 「クォントロム」は別味だ。済州産の蕎麦(そば)と雉の 肉汁が調和された雉蕎麦(きじそば)は小麦粉で 作ったものに比べ消化が良く、味が淡泊で、負担なく 楽しめる。雉のマンドゥグク(餃子スープ) は油気が無く、あっさりとした味を誇る。
  • Horse Cuisine

    馬肉料理

    馬肉料理は昔、国王の「水刺床」(食膳)用に進上された 最高級の食べ物だった。馬肉の肉膾(ユッケ)、馬肉鮨、糖水肉 (タンスユク:酢豚風の料理)、カルビチム、セングイ(生焼き)、 焼肉などの多様な料理に応用される。馬肉は牛肉より淡泊で、 ヒレ肉を始め内臓や生肝など、部位別に味が多様だ。
  • Dom-hoe

    鯛の刺身

    済州島で最もよく食べることができる魚の一つであるキダイは安価ながらも 香ばしい味が逸品。陸地ではなかなかありつけない魚なので、 必ず一度は試食してみよう。キダイよりもう少し高級な刺身魚にイシダイがあるが、 イシダイは人も高くてあまり食べられないサザエやアワビ、ウニを食べながら棲息する。
  • Mul-hoe (Water Raw Fish

    ムルフェ(水刺身)

    済州の夏の別味はムルフェだ。新鮮な刺身に薬味と水を加えて 食べることから「ムルフェ(水刺身)」と呼び、スズメダイやナマコ、サザエ、 ヒラケソサキイカのムルフェなど、その種類が多様だ。 全ての材料が活きが良くて味も優れているので、嗜好に合わせて 選んで食べればよい。主にセリ、梨、きゅうり、ごまの葉、青唐辛子、 にんじんなどの野菜を薄く切って海の幸と共に色んな 薬味で和えた後、水を注いで氷を浮かべる料理方式。 凉しい氷の役目は汁をあっさりとした 味に保つためでもあり、海産物と野菜を少しでも 新鮮に保つためでもある。海の幸を食べ終わった 後に残った味付け汁にご飯一椀分を掻き混ぜて 食べるのも格別の味だ。
  • Galchi (hairtail) Cuisine

    太刀魚料理

    済州島のふっくらとして美味しい太刀魚はどう食べるべきか。まずは、 活きの良い刺身として味わう手がある。太刀魚の刺身は生臭いと 思う人も多いが、とんでもない、歯応えが良くて香ばしいことから大人気。 太刀魚刺身の次に多く食べられる方法が太刀魚の煮つけ。 活きの良い太刀魚は口の内でゆっくり蕩け、済州島の辛いコチュカル (唐辛子の粉)で味付けした煮つけはご飯に混ぜて食べても美味しい。 太刀魚本来の味を味わいたければ、太刀魚焼きが良い。 何人かで食べに行く場合は太刀魚一匹を丸ごと焼いてもらっても良いし、 一人なら太刀魚焼き白飯にすればよい。.もう少し珍しい味を味わいたければ、 太刀魚汁に挑戦して見よう。淡い汁に野菜を入れて煮た太刀魚汁は辛い 唐辛子と相俟って酒の肴にも合う。.最後に、太刀魚の塩辛がある。熱いご飯に太刀魚の塩 辛を載せて食べれば、茶碗一杯のご飯もすぐに平らげてしまう。
  • Godeungeo (Mackerel)

    鯖は太刀魚と共に誰からも愛される魚の一つ。 肉のたっぷりついた鯖を見ると自然と食欲をそそられる。安価で栄養豊富で、 料理もしやすく、特に鯖の刺身は香ばしくて味が逸品。.夏に産卵を終わらせ秋に 肉がつき脂が載ってくるので、秋に食べると一段と美味しい。
  • Obunjagi Ttukbaegi (Seafood Soup)

    トコブシ鍋

    済州島海産物の最高のものと言えば断然「トコブシ」である。トコブシはアワビ科の 軟体動物で、水深20mの岩に貼り付いて棲息する。韓国で漁獲するトコブシの約70%が 済州島で採取され、カルシウムや鉄分などの無機質とビタミンBが豊富に含まれている。焼 いて食べたり、味噌鍋料理や粥の材料としても多く使われ、塩辛に漬けて食べたりもする。 一番お勧めの料理方法はトコブシ鍋だ。トコブシを入れて炊いたご飯は緑色に炊き上がり、 鍋の縁を一周するようにバターを塗っておくと、溶けたバターが米粒に染みこみ香ばしい 味をつける。トコブシと色んな海産物を入れて煮た味噌鍋を一緒に添えて食べれば、 その香りを倍に感じることができる。食べ残った殻は記念に持って帰り、 棚や植木鉢の装飾用にしても良い。
  • Jeon-bok (Abalone)

    アワビ

    「海の山参」と呼ばれるほどに栄養の豊かなアワビは特に済州で 多く採取され、どんな料理でも簡単に味わうことができる。 アワビの刺身は勿論、粥や蓼鶏湯(サンゲタン)、各種の鍋料理にも アワビを入れることが多い。済州のアワビは古くから国王に 献上するほどに品質が優れ味も良かった。 済州で主に採れるのはクロアワビで、トコブシもアワビの一種。
  • Sora (Turban shell)

    サザエ

    海産物が豊かな済州でよく食されるもう一つの海の幸がサザエだ。 そのため済州のサザエは「海の蜜柑」と呼ばれてきた。済州島の言 葉で「クジェンギ」と呼ばれるサザエは、小さなアワビを丸ごと噛む 時のようなコリコリした食感が魅力。殻ごと焼くサザエのつぼ焼き と、サザエのムルフェ(水刺身)、サザエの内臓で漬けた塩辛と粥は 栄養も豊かだ。サザエは海水に濯いで切った後に酢醤油をつけて 食べるのが最も一般的。
  • Bingddeok (Bing rice cake)

    ピントク

    「ぐるぐるに巻く餅」という意味で「ピントク」と呼ばれる。細かくひい たそば粉を練って薄く丸い餅状の「チョン(煎)」を作って油で炒め た後、大根、にんじん、なが葱、塩、挽き胡麻、胡麻油などをまんべん なくまぜて薬味の中身を作り、チョンの上にのせて丸く巻けばピント クになる。